【2020年6月】VYM, HDV, SPYDの配当金と年リターンを比べてみた!
こんにちはこんばんは、柿と申します!
梅雨入りして雨の日が多くなりましたね。
会社の研修で受けている英会話レッスンでは、フィリピンの講師との接続がかなり不調・・・
雨天がオンラインレッスンの弊害になるとは・・・!
さてさて、2020年6月の米国ETF達の配当金が振り込まれ始めました!
私も駆け出し投資家としてNISA口座で米国高配当ETFを買い付けております。
今回お話しする米国高配当EETFはVYM・HDV・SPYDの3つです。
運用会社と構成銘柄、ベンチマークとしている指数が異なる3つの「米国高配当」ETFですが、リターンと配当利回りの高さから投資初心者にも愛されている銘柄です。
(と初心者が申しております)
今回の記事はタイトルの通り、この3つの銘柄の配当金と年リターンを比べてみました!
どうぞよろしくお願いします!
目次はこちらです。
VYM・HDV・SPYDの直近1年間の株価の動向
まずはここ1年のETFの株価の動向をチェックしていきます!
バンガード・米国高配当株式ETF VYM
iシェアーズ・コア米国高配当株ETF HDV
SPDRポートフォリオ S&P500 高配当株ETF SPYD
3月4月と大暴落した株価ですが、2020年6月23日の段階ではだいぶ回復してきています。気になるのはSPYD、伸び悩んでるけど大丈夫か・・・。
3銘柄とも1年前の株価に戻るまでもう少しかかりそうです。
比較として米国株式全体を対象としているETF、VTIの株価の変動を見てみます。
バンガード トータル・ストック・マーケットETF VTI
暴落から急激な回復!1年前の株価まであっという間に回復しています。VTIは年リターンがとても高く、一方で配当利回りはあまり高くありません。
ほぼⅤ字回復してるの凄いな・・・
VYM・HDV・SPYDの直近5回分の配当金の変遷
次はVYM・HDV・SPYDの直近5回分の配当金を比較してみます。
こちら。
VYMとHDVは6月の配当金が昨年同月よりも増加。
HDVに関しては大暴落中の3月末の配当金も$0.914となかなかの太っ腹っぷりですね。
一方でSPYDは前回に続き減配です。株価を見ても設定された2015年の株価とほぼ同じです。これからの回復に期待しましょう。
VYM・HDV・SPYDの直近5年間の平均年リターン [%]
直近5年間の年リターンを比べてみましょう!
数字はすべて2020年5月末の株価から計算されたものです。
SPYDは3年間前に買って今まで保有し続けていたら資産がマイナスになになってしまうという結果になりました。3つの中でもいまいち株価が上がらないETFです。配当金が昨年同月より下がってしまったのも納得です。
一方でHDVは1年のリターン的にはマイナスですが、配当金は昨年同月よりも大幅に増配しています。インカムゲイン大好きな筆者としてはとてもありがたいですが、かなり強気ですね・・・!
終わりに
今回はVYM・HDV・SPYDの3つの配当金・年リターンについてまとめてみました。
高配当ETFが投資初心者に愛されている理由は「NISA口座との相性がとてもいいから」なのではないかと思います。
配当利回りが高くNISA口座のうまみを十二分に発揮してくれる銘柄で、買ってひたすら長期保有しているだけでかなりのリターンが期待できます。
S&P500などの市場全体の株式指数に連動したETF、は年リターンは高いんですが配当利回りはそこまで高いわけではなく、「配当金が非課税になる」というNISA口座の特性を生かすには高配当銘柄・ETFのほうがいいんじゃないかと思っております。
株式指数に連動したETF(VTIとかVTとか)は基本的に長期保有を見越して買い付けると思うので、資産に余裕があるのであればNISA口座で買う必要はないんじゃないかなと思います。
今後もNISA枠分はVYM・HDV・SPYDを中心に買い足していく予定です!
ということで、ここまで読んで頂きありがとうございました!